2023/05/19 18:15
どうも、GAIです。
今回は僕がトライバルを何故描いているかをお話ししていこうと思います。
まず、トライバルとは何か。
勘違いされやすいのですが、トライバルとはアートの一種ではありません。
トライバルとは「民族」「民族的な」という意味を持つ単語です。
なので、トライバルアートだけでなく、トライバルミュージックやトライバルダンスなどもあります。
要は、民族的であるコンテンツ、ということです。
さて、トライバルアートは色々なところに使われています。
カラオケの壁紙だったり、洋服だったり、お財布だったり、タトゥーシールなんかはイベントでもよく見られます。
僕がトライバルアートを「人が描いているもの」として認識したのは、facebookのコミュニティを漁っている時でした。
何やら複雑な模様で色々な動物が描かれていました。
今までその模様は視界に入っていたはずなのですが、ここで初めて「トライバルはカッコイイ」という認識をえました。
こんなカッコイイ模様を描けるようになりたい!
と思い、すぐに100円ショップで筆ペンを購入し、印刷用紙にがががっと描きました。
まあそれは酷い出来でしたが、それまで描いていた漫画キャラクターやアニメキャラクターのイラストとは違う、より野生的で自然的な美しさを感じ、すぐに虜になりました。
・・・そこからはまた長いのですが、とにかくカッコイイと思ったトライバルデザイナーのデザインを真似して描いてみたり、オリジナルで描いてみたり、伝統的な模様を勉強してみたりを繰り返してました。
その練習期間はかなり長かったですが、その過程で細密画も描き始め、より繊細で細かいディテールのトライバルアートが描けるようになりました。
トライバルアートは本当に難しくも楽しく、美しい模様なので、ぜひ興味あればペン一本持って描いてみてください。
それではまた。